赤の雑記

色々書きます

先の見えない時

今日は人が生きる上で必須なもの、無くしてしまった時にどうすればいいかを考えていきます。

 

生きてる時に誰もが先を見ています。

バイトでお金欲しいという人はお金を得た先を見ている。キャリアを築きたいと言う人はキャリアを築き上げた後を見ている。

これはそれが曖昧で合ったとしても変わりません。

皆、多かれ少なかれ未来を意識しています。

 

しかし、世の中にはそれを意識できない人がいます。この理由は様々です。

ある人は虐められ続けた。ある人は歩けなくなった。ある人は大切な人を亡くした。

共通する点はその人は未来にプラスをイメージできないという事です。

虐められた人は誰かに愛される未来に生きる自分を失い、歩けなくなった人は自分の意思で思ったように動く未来を失ったのです。

例え、それが他人から見れば思い込みに過ぎなかったとしても本人にとっては事実として未来が存在しないんです。

 

さて、そうして未来を意識できなくなった人はどうなるでしょうか?

そう、絶望します。絶望した後は無気力になったりして行動力が低下します。行動力が低下すれば益々その未来を変えることが困難になっていきます。

世の中はつくづく負ける者には厳しいですね。

 

ではそうなった時、そのような未来へのルートを変えるにはどうすればいいのか。もちろん、未来を変えるために行動する必要があるわけですが、そんなのできたら誰も苦労しません。

私も苦しまず安らかに過ごせているでしょう。

しかし、どうにかしないとどうにもなりません。

一応、誰かに助けてもらうという選択肢がないわけでもありませんが、それはデウス・エクス・マキナみたいなもので絶望している側からしたら到底期待するに値しません。

 

さあ、どうしましょう。

端的に言ってしまうならまず環境を変える必要があります。

別に今すぐ仕事辞めろ!引っ越せ!!なんて言う気はないです。ですが、環境は変えた方がいい。

具体的には新しい環境に接することのできるだけの時間的に猶予と可能なら金銭的猶予を得た方がいい。

まず、絶望してる人のうち時間がある人って多分珍しいです。そもそも現代日本ってそんな余裕持って生きてる人少ないでしょうし。

 

ただ、我々絶望してしまった者にとっては生きることは拷問に等しく余裕のない状態でそこから更に足掻くことは困難を極めます。

趣味を副業にする人などは時間を削ってなんとか趣味の腕を磨いて技術上げていくわけですがそんな事のできる精神的余裕ありゃそもそも絶望なんかしませんて。

我々には肉体的あるいは金銭的余裕のある者はいるかもしれない。でも精神的余裕はないです。

だからまずは精神的余裕を作る前準備、時間的な余裕を作ることから始める必要があるわけです。

(注意点としては鬱病とかになっちゃった人は無理に環境変えるのなかなかヤバいので先にお医者さんいくなり休職するなりした方が良いとは思います。私も鬱になった事ありますけどマジで何もできなくなります。あれは精神的余裕ないどころかマイナス行ってるので)

 

さて話を戻しますけど、時間的余裕を作ってその後は気分の向くままに行動するっていうのがおすすめです。旅行行くなり、新しい趣味をしてみるなり、好きに行動してみましょう。

この時大事なのが誰かに主導権を握らせるスケジュールは組み込まないってことですね。

相当そのスケジュールに熱中できてるなら別ですが最初とか特にいつ潰れても当然くらいの軽いノリで行動した方がいいんです。今は自分の新しい未来を探す段階ですからね。誰かとの積極的な約束しちゃうとそれを絶対にしないといけない状況に置かれます。そうしたらせっかく作った時間的猶予がなくなり精神的余裕が出てきてても削られます。

 

今はなけなしの余裕を投資して自分の余裕を作っていこうって段階ですから無理は禁物です。

 

そうして自分の人生に潤いが出て幸福になれば少しずつ精神的な余裕が増えていきます。そうやってから他の人と関わる機会を作っていきましょう。ただ、元の環境でだいぶ追い込まれた人もいると思うので関わる相手は厳選した方がいいとは思いますけどね。

 

今日はこんな感じです。では